頭痛、めまい、肩凝り・・・その原因は咬み合わせ?


あなたは、歩く時に、「右足をだして、次は左足をだして」というように、意識してはいませんよね。つまり、考えなくとも、無意識に神経が足の状況を感知しながら、リズムよく動かしているのです。お口を動かすことも同じです。食事をする時は、お口に中の状況を瞬時に判断しながら、リズムよくお口を動かすために、神経から指令が出るのです。 しかし、お口を動かす筋肉や関節は、悪い意味で順応性があります。たとえば、右足と左足で高さの違う靴をはいても、気になりますが歩けます。そのまましばらく続けていくと、歩くことはできますが、足や腰・全身に違和感が出てくるでしょう。お口も同じなのです。

 

咀嚼をするためには、上下の歯がかみ合う必要があります。歯の位置が異常であったり、作った修復物があわなかったりしても、そこで咬むことになります。長期的にその状態が続けば…結果はおわかりですね。 つまり、歯の状態によっては、顎は位置を変えてしまい、歪みを生みます。その歪みは、筋肉に伝わり、首や肩、耳などに影響を及ぼし、異常を引き起こします。噛み合わせを治療することで、顎や身体の異常を解消する可能性があります。一度、歯の状態を再確認してみましょう。もちろん、これだけのストレス社会ですので、精神的な不調和も一つの要因であると思われます。いずれにしても、専門医のアドバイスが必要です。